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生体情報とドライバーサポートテクノロジー(2)

分野
生体情報計測工学
キーワード
緊張運転、高齢運転 
情報工学部 情報システム工学科

准教授 山越 健弘

情報工学部 情報システム工学科

助 教 李 知炯

研究概要

1.生体情報と緊張運転による事故防止策

 興奮・緊張・ストレス状態での運転は致命的な事故の引き金になる。
 本研究室では、自動車競技中の生体情報反応を詳細に研究[1-3]し、そのような生理状態での事故防止策を探求している。特にクローズドコックピット(一般車をレース用に改良した)カテゴリーにおけるレース中の熱中症が問題になっており、その対策をレースドクターと共同で試みた[1]。また、その技術を応用し、広く一般の人々の熱中症を予防する対策[4]を検討中である。

[1] T. Yamakoshi et al., A novel method to detect heat illness under severe conditions by monitoring tympanic temperature, Aviat Space Environ Med, 84(7), 692-700, 2013.

[2] K. Matsumura, T. Yamakoshi et al., The effect of competition on heart rate during kart driving: A field study, BMC Res Notes, 4(1), 342, 2011.

[3] T. Yamakoshi et al., Physiological measurements and analyses in motor sports: a preliminary study in racing kart athletes, Eur J Sport Sci, 10(6), 397-406, 2010.

[4] 李知炯, 山越健弘 (担当:分担執筆, 範囲:生体情報センシング技術とヘルスケア、健康管理への最新応用, 第5章: アウェアラブル体温計の開発動向と小型、フレキシブル化, 第4節:イヤホン組込型深部体温計の開発と連続計測), (株)技術情報協会, 2017.

2.生体情報と高齢運転による事故防止策

 近年の超高齢社会における交通事故防止策は、目下緊急に取り組まなければならない研究課題である。
 そこで、本研究室では、スマートフォンで簡易に運転の適正を評価するアプリケーションの開発に取り組んでいる[5]。

[5] K. Matsumura, T. Yamakoshi and T. Ida, Performance measures of alcohol-induced impairment: Towards   a practical ignition-interlock system for motor vehicles, Percept Mot Skills, 109(3), 841-850, 2009.

利点・特徴
  • 熱中症による事故を未然に防止することが可能である
  • 簡易なアプリケーションで高齢者の運転適正を判断することが可能である
応用分野 モータスポーツ業界、乗り物産業全般、健康産業全般

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