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乱数検定法の改良・開発

分野
暗号評価
キーワード
乱数、乱数生成
工学部 情報工学科

助 教岩﨑 淳

研究概要

 ランダムな数列“乱数”は、情報セキュリティ・暗号技術にとって欠くことのできない要素であり、かつ「用いられる乱数がいかにランダムといえるか」は情報セキュリティ・暗号技術の安全性に直結する問題である。乱数性が悪いと、セキュリティが破られる・暗号が解読されてしまうことにつながる。そのため乱数性の評価はとても重要である。

 乱数性の評価方法には大きく分けて、数列の作り方に基づいて評価する方法と、数列を統計的なテストにかける方法の二つがある。どちらの方法も重要で、実際には組み合わせて総合的に評価される。
後者の方法としてよく使われているのが、NIST SP800-22 乱数検定ツールである。これは米国の標準であるが、日本を含む世界各国で広く用いられている。しかしながら、NIST  SP800-22は問題が指摘されている。例えば、一部で本来は合格と判定すべきところを不合格と判定してしまう。

 本研究では、NIST SP800-22を改良し、より正確なテストを提案することを目指している。

主観的には、ランダムに見える数列を、統計的な量をとって、理想的にランダムな場合と比較する

利点・特徴 統計的なテストは、乱数がどのように作られたかに関係なく適用することができる。そのため、汎用性がとても高い。
応用分野 情報セキュリティ・暗号技術の安全性評価

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